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死ぬのはアトピーが治ってからでもいいんじゃない?

これは実話ではなく、創作です。

小さい頃から見てた悪夢1

同じ夢を何度も見たり、夢の続きを何度も見たりする人ってどれくらいいるんだろうか。

私はそういうタイプみたいで、今日は小さい頃から続いてた悪夢について、気付いたことがあるので書いてみようかと。

 

私は幼い頃から、夢見が悪かったみたいで、夢でうなされることがよくありました。

怖いので、ほぼ毎日、眠る時には親にぴったりとくっついていました。

この頃の悪夢は、その名の通り、悪魔がだんだん近づいてくる、です。

その年では悪魔という言葉も概念も知らないと思うので(節分があったので鬼は分かる)、「おばけが…」、「怖い人が…」、って泣きながら親に言うんですけど、全然伝わらなくて、また泣く、という日々を送ってました。

説明するのが難しいんですけど、悪魔なんですけど、見た目は人間なんですよね。

その頃の夢の中では、悪魔に何かされたわけでもないんですけど、とにかく怖い!って思ってました。たぶん、そいつが悪魔だということに、自分しか気付いていないということが怖かったんじゃないかと、今は勝手に推測しています。

 

この悪魔の夢以外にも、怖い夢を見ることが多かったので(小さい頃は病気がちだったからかも)、小学生の時に、年の離れた兄が心配して、抱き枕をプレゼントしてくれたんですね。

これがすごく良かった!(雑貨屋さんとかで売ってる安いやつですが)

何がいいかというと、怖くてお母さんにひっついて寝ると、暑い!んですね。その点、抱き枕はそこまで暑くはならないし、自由に寝返りも打てますし、ずっと抱きついていられるんですよね。

このおかげか、しばらく夢でうなされる事がなくなったんですね。

 

そしたらですね、私があまりにも喜んだので、次の年の誕生日プレゼントにもですね、お兄ちゃんは抱き枕をくれるんですね。

正直、1個でいいのに…、ってチラッと思ったんですけど、まぁ2個あっても困るもんじゃないし、いっか。ありがとうお兄ちゃん!って思って、ベッドの両サイドに抱き枕を抱いて眠るようになったんですね。

このおかげか、この年も、夢でうなされた記憶がないんですね。

 

さらに次の年の誕生日にもですね、例のアレをお兄ちゃんはプレゼントしてくれるんですね。もう、包装紙を開けなくても、形と大きさで分かるというか、…お兄ちゃん。

年も離れてますし、あまり一緒に住んでたこともないので、きっと何をあげればいいか分からなかったんだと思います。そして、とても喜んだので、印象深かったんでしょうね。悪気がないのはもちろん分かってました。

でも、これはさすがにヤバイって思ったので、「お兄ちゃんありがとう、でも、もう抱き枕はいっぱいあるから、これで最後にしてね」って、はっきり言いました。

その年は、ベッドの両サイドに抱き枕と、足元のふくらはぎの下らへんに、抱き枕を置いて寝たおかげか、やっぱり悪夢は見ませんでしたね。

 

ところが次の年にですね、お兄ちゃんがまた、抱き枕をプレゼントしてくれるんですね。

こうなってくるとですね、抱き枕を置くスペースがないんですね。

お馬鹿なりに必死で考えた結果、頭の枕を抱き枕に変えることで、私は4本の抱き枕に守られて眠るようになるんですね。

もちろん悪夢は見ませんとも。

そして、お兄ちゃんには、「来年はオルゴールが欲しい」とはっきり言いました。

今なら、メールや電話であらかじめ断ることができるんですが、まだ携帯電話が一般的じゃない時代だったので、メールで事前に抱き枕はいらない、とは言えなかったかったんですね。

 

おかげで、次の年の誕生日には抱き枕ニュータイプ(人体工学に基づいた系でちょっと高い)を、私は手に入れるんですね。

そして、なんで律儀に抱き枕全部をフル装備して眠っていたのか、今の自分からは考えられないんだけど、この頃の私は、頭に1本、両サイドに2本、足に1本、そして1本は抱いて眠るってゆう、訳のわからない眠り方をしてるんですね。(普通ローテーションにするよね)

まぁ、おかげで夢見は悪くなかったです。

夢見は悪くなかったけど、抱き枕天国なのか地獄なのかわからないんだけど、毎晩、抱き枕の配置換えに悩んでいた気がする。

ちなみに、翌年からお兄ちゃんは会社から携帯電話を支給されたので、電話で話す度に、抱き枕はいらないって何度も言ったおかげか、ここで抱き枕の供給は打ち切ることができました。

抱き枕のおかげかはわかりませんけど、たしかにこの頃は夢見は悪くなったですね。むしろ悪夢を見ていた事をすっかり忘れていたくらいです。

 

そして高校生になった私は、愚かにも、脱・抱き枕をするんですね。

私も、もう大人だしって、そういう年頃だから仕方ないんですけど、本当に悪夢のことをすっかり忘れていたんでしょうね。

 

予定と違って、全然、悪夢の話に辿り着けなかったですが、長くなりそうなので、続きは明日にします。

ま、私にとっては、安かろうが高かろうが、抱き枕が悪夢に効いたのは間違いないようです。

抱き枕の欠点をあげるとしたら、これからの季節は暑い!ってことです。

現在の抱き枕さんには、梅雨から夏の間は休養をとってもらってます。