死ぬのはアトピーが治ってからでもいいんじゃない?

これは実話ではなく、創作です。

岡本太郎がすき

岡本太郎が好きです。

本当のことを言ってくれているから。

だけど、岡本太郎曰く

 

「人間は誰でもほんものを求めているはずだ。

 だがたいていの人がいい加減のところで状況に妥協し、

 仮のもので我慢してしまう。

 なぜだろうか。それは逆に、

 ほんものなんてものがあると思っているからだ。

 それは考え違いなんだ。」

 

って言う。

また、こんな風にも…、

 

「ほんものなんてものはない。

 絶対的な生き方を求め、

 それに自分を賭けるってことがあるだけなんだな。」

 

たまらないですね!

 

岡本太郎 「強く生きる言葉」より引用させていただきました。

シンプルで読みやすく、心にすっと入ってくるので、何度も読み返してしまいます。

この本に限らず、岡本太郎の言葉は本当にまっすぐで、力強く、優しい、と感じます。

 

小さい頃からみてた悪夢4 完結編

続きです。

 

ついに迎えた最後の日。

例によって、バリバリと魂を引き離されそうになりながらも…、なんとか逃げることができました。初めてのことです。

いつもはバリバリされてるところで、痛くて目が覚めてしまうのですが、その日はなぜか悪魔の手を振りほどけました。

それで、走って逃げようとすると、悪魔が言ったんです。

「次は…、次こそは必ず魂をもらう。…必ず。」

そこで目が覚めたのですが。(まるで映画みたいですね)

 

このセリフがですね、すごく怖かった。

というか、本気だなって思いました。本気でとりにきてる…って。

そう思ってしまうとですね、眠るのが怖くなるんですね。寝たら死ぬ…、訳じゃないですけど、寝て夢を見てしまったら死ぬかも…って。

だから、あまり熟睡できないように、しばらくは椅子に座って寝てたんです。二時間おきにアラームを鳴らしたりとか。あと、家族がいる時にソファで少し横になったりとか。

当たり前ですが、疲れはとれないし、しんどいんですが悪夢を見るよりはマシだと思って、けっこう長い間そんな風に寝てたと思います。(ぜんそくの時に座って寝ていたことがあったので変に慣れて抵抗感がなかったのかも)

病院で睡眠薬を貰うのはちょっと怖そうでしたし、こんな悪夢の話をするのも…、本当に困ってるんですが、なにから説明したらいいのか分かりませんし。

でも、これからずっとこんな風に寝るのも、やっぱりちょっと嫌じゃないですか。

 

それで色々調べた結果、また抱き枕に戻るんですね。

そういえば、小さい頃に抱き枕を使ってた時は、悪夢見なかったわ…って。

それで、昔の抱き枕はもう処分しちゃってたので、新しい抱き枕を買おうと色々ネットで探すのですが…。

今の抱き枕は、抱き枕本体もカバーも、すごい進化を遂げてるんですよね!

もうびっくりしちゃいました。

特に二次元キャラの抱き枕カバーのすごさには、本当にびっくりしました。

こんな世界があるなんて…。商品を見てるだけで、テンション上がっちゃいました。

(このへんから、もう悪魔のことなんて忘れてたかも…)

私は、アニメも漫画も好きですけど、特に好きなキャラというのは今までいなかったのですが(グッズを集めたりとかもしたことがないのですけど)、ある意味運命的に?丁度、その時期にどハマリしていたキャラがいたんですね。

それで、そのキャラの抱き枕カバー(約1万円)と、抱き枕本体(約1万円、A&J製)を買ってみました。(買うのを決断するのに、めちゃくちゃ勇気いりました。悪夢を見ていなかったら、買う勇気はなかったと思います)

(もしかしたら連日の寝不足のせいで、普通の判断ができなくなっていた可能性もあるけど。)

 

で、届くじゃないですか?

本体にカバーをするじゃないですか?

 

本当に馬鹿みたいな話なんだけど、まずその大きさに、テンションが上がりすぎちゃってね、もう、キャーってなっちゃって、なんか抱き枕の存在がもう抱き枕じゃないというか、輝かしいというかね。(魔よけの御札より絶対効果あると思う)

 

そして、触り心地もいいし、抱き心地もすごくいいんです。(お高いだけのことはある)

もう、うっとりするっていうか…、うっとりです

悪魔のことなんか吹っ飛ぶ感じ。

でも一応、眠る前にはこのキャラならきっと悪魔をやっつけてくれるはず、大丈夫!って、軽く自分に言い聞かせるんですが…。

でもでも、それ以上に抱き枕と眠るのが楽しみというか、ヤバイ、楽しい!すっごく、しあわせーって感じ。

小さい頃の抱き枕生活とは、また違った新たな抱き枕生活…、というか、

毎日眠るのが楽しみになったんですよね。

そのおかげで、それから悪夢は見ていません。

悪夢って、意外とテンションでどうにかなるものなのかもしれませんね。

 

それで、今の抱き枕の事をふと考えた時に、そもそもなんで私はこのキャラが好きだったんだろうって思ったんですよ。(別に、もう嫌いになったという訳じゃなくって、ちょっと落ち着いたというか、二次元キャラに執着した?のが初めてだったので、なんでだろうって…)

 

そしたらですね、このキャラが好きな理由は「自分を確実に殺してくれそうだから」好きだった、ってことに気付いたんですよ。(闇ですね)

まぁ、その他の要素も、もちろんあると思うのですが、二次元と言えども、自分のことをきちんと殺してくれそうな人ってなかなかいなかったんでしょうね。

でも、そんな理由でこのキャラが好きだったのか…、びっくり。

自分にびっくりだよ。

 

そして悪魔と、キャラのことを一緒に考えてみると分かったのですが、死ぬのと魂をとられることは、同じ事かと思っていたのですが、どうやら無意識では違っているんですね。

つまり、殺される(死ぬ)のはいいけど、魂をとられるのは嫌だったということです。

 

今は、この悪魔は悪魔じゃなくて、たぶん、魂そのものというか、そういう類のものだと思っています。

うまく言えないのですが、昔、知人にこういう話を聞いたことがあります。

食べ物を食べない子供がいてですね。どうして食べないのかと聞かれて、肉とかだけじゃなくて野菜とかも生きてるから、命だから嫌だっていうんですね。

でも、両親は子供の体が心配だから、無理やり食べさせるんですけど、それで、子供が親に向かって、この悪魔ー!って泣き叫ぶ、みたいなお話だったと思うんですが、うろ覚えですいません。元ネタもちょっとわかりませんが…。

 

それで、この夢の悪魔はきっとこういう類の話なんです。

食べるのがいいとか、悪いとかではなくて、何を食べるのかという事でもなくて、うまく説明できないのですが、多分こういう類のことなんですよ、きっと。

うまく説明できませんが…。

 

だからもう、私は悪夢は見ませんね。

 

今でも、抱き枕と抱き枕カバーは本当に買ってよかったものベスト3に入ってます。

世界が変わったと思う(笑)

小さい頃からみてた悪夢3

続きです。

 

高校を卒業してからは、金縛りからは解放されたんですが、悪夢は時々見ました。

年に数回ですが。

 

すごく久しぶりに見るのに、あの悪魔だって、分かるんですよね。

あの悪魔がいまだに存在していたことにもびっくりですし、小さい頃に見た悪夢を一緒に思い出したので、こんなに昔の夢でも続き?を見るのかぁ…、夢って謎。

この頃はまだ、そんなに続けて悪夢を見ていないので、なんか不思議…という感覚でした。

当時は気付かなかったのですが、悪魔は回を重ねるごとに、だんだん近づいて来てるんですよね。なんか、凝ってますよね。

小さい頃には、遠くからお互いに眺めてるような距離だったのに、大人になったら、すれ違ったり、あいさつを交わしたりするようになってるんですね。

共通しているのは、最初は気付かないってことです。

人間のフリをしているから。

で、アレ?おかしいなって思った次の瞬間には、悪魔だって分かるんですけど、「あー、またこの夢だ。どうしていつもこの手前で気付けないんだろう…」って毎回思うんですよね。

相手もやっぱり悪魔なだけあって、悪魔だ!って思った時には胸がキュッとして怖くなるので、怖くなる前に気付きたいんですけどね。

そこで目が覚める。

目が覚めて「あー、怖かった。ってか、この悪魔は一体何なんだろう?なんで何回も出てくるんだろう…」とは思うんですが、日常生活を過ごしていたらまた、いつの間にか忘れてしまうんですね。

まだ、そんなに深くは考えていない時期です。

 

そんな感じで数年ぐらいは過ぎて行くんですが、ある時期から悪魔が急接近してくるんですね。

ある時、知人が悪魔だって気付くんですけど(またこの夢。この夢はなんで手前で悪魔に気付けないんだろう?って思ってたら)、悪魔が私の両肩をつかんで、喋ったんですよね。

「お前の魂をもらっていくぞ」って。

そこで、ぎゃー!って叫びながら目が覚めたんですけど、実際に叫んでいたかは分かりません。

何か…、今までと違う。

魂…、魂って何?みたいな。ってか、怖っ!いきなり、怖っ!めちゃくちゃ怖いんだけど、何?みたいな…。

 

そして、このレベルが上がった怖い夢を、頻繁に見るようになるんですよね。

で、夢というのは本当によくできていて、悪魔の方も手を替え品を替えてですね、色んなシチュエーションを用意してくるんですね。

それは学校だったり、病院だったり、旅行だったり…、呆れるくらいの色んなバリエーションがあって、夢の中の私はすっかり信用してしまうんですね。

だから、最後の最後で悪魔だって気付いた時の絶望感といったら、もうね…。

 

しかも、どんどんエスカレートしていくのです。

最後の方にはですね、何回も肉体から魂を引き離されそうになるんですが、これがすごく痛い。

悪魔の指が肌を通り抜けて、心臓を掴んで引き離そうとするんですけど、バリバリバリッってすごい衝撃と音がするんです。すごく痛くて、「お願い、やめてー」っ叫ぶんですけど、なかなか魂を引き離せないみたいで、何回も何回も、バリバリするんですね。痛すぎて目が覚めるんですけど、コレは本当に痛いので、現実でも泣いてるんですよね。

何度も見るし、もしかして(アトピー以外で)どこか悪いのかなって考えたりもしたんですが、健康診断受けたばっかりだし、大丈夫だったし…。

困ったなぁ…、ってか怖いし痛いし、もう嫌なんだけど。魂とるって何?

そもそも魂があんまり…、よく分かんないのに…。

はぁ…、しんどい。

最近、全然眠れないし、疲れもとれないし、困るんだけど。

本当に困った…、そう思いながらもいい解決方法を見つけられずに、最後の日を迎えるわけです。

(私の場合は、アロマは全然効果を感じませんでしたね、カモミールティは気休めにはなったかもしれないけど、効いた!とは言えないかな。)

 

長くなったので、また明日。

明日で完結するはず…。

 

小さい頃から見てた悪夢2(金縛り編)

昨日の続きです。

 

さて、無事に脱・抱き枕をした私ですが、この頃は悪夢は見ませんでした。

その代わりと言ってはなんですが…、金縛りに遭うんですね。

それも頻繁に。思い返してみれば、高校生の頃は本当によく、金縛りに遭っていました。

 

金縛りの何が怖いかというとですね、体が動かないことがもちろん怖いんですが、霊的な何かだったらどうしよう…、ってふと思っちゃったんですよね、何故か。

そうなると、聞いた事のある怖い話を思い出しちゃって、危ないから目を閉じたんですね。見たらヤバイと思って…。(私は金縛りの時は目は動かせるというか、見えるタイプでした)

それで、目を閉じていたら、いつの間にか朝だった。これが初めての金縛り体験だったと思います。

 

それからまた金縛りに遭ってですね、やっぱり怖いなぁと思って、しばらくお母さんの部屋で一緒に眠らせてもらうんですね。(なんでこの時、抱き枕の存在を思い出さなかったんでしょうね…)

そしたら、お母さんが隣で寝ているにもかかわらず、金縛りに遭ったんですね。

うわっ…、ってなったんですけど、ある意味よかったと思ってお母さんに助けを求めたんですね。

そして叫んでるんですが、叫んでも叫んでも、声にならないというか、声にならない息だけが漏れていくので、さらに怖くなってきて、でも、体も動かないし、動かないけど、震えるというか。

それで何度も叫んでいたので叫び疲れて、お母さんの方をじっくり見るんですね。

(これはずっと後から気付いたんですけど、体は動かないはずなのに、その時の私はお母さんを俯瞰で見てるというか、少し高い場所から見下ろしてるんですね。実際は隣で寝ているのに、こういうのって不思議ですね。やっぱり夢なんでしょうか。)

そして、こんなに必死で私が助けを求めているのにスヤスヤと眠っていて、全く気付いてくれないお母さんにムカついて冷静になったことを覚えています。

助けてもらえないなら、隣で眠る意味ないじゃん…って。

それで、仕方がないので、また目を閉じていたら、朝になっていました。

 

そしてまた、金縛りに遭った私は、こんなに何度も金縛りに遭うのは、やっぱり何か霊的なものがついてるんじゃないかって、不安になるんですね。

そこで何か武器を、と考えて「あっ、お経!」って思いつくんですが、もちろんお経を暗記したりはしていないので、それっぽいものを頭の中で必死で探すんですね。

そしたら、ひらめいたんです。

なむあみだぶつ、そう、南無阿弥陀仏

これですよ、これ。正直、全然意味とか分かってないんですけど(今もよく分からない)、これしかない!って思ったんですよね。知ってる呪文はこれしかないって。

目を閉じて、ただひたすらに南無阿弥陀仏と唱え続ける。

すると、いつの間にか朝になってるんですね。(こうして南無阿弥陀仏は、私にとって霊を寄せ付けない魔法の言葉となった訳です。)

 

それからも、何度も何度も金縛りに遭うんですけど、もう慣れてしまったんですね。

金縛りに遭ったら、まず目を開けない(見ない)、そして、ひたすら南無阿弥陀仏と唱えていれば、いつの間にか眠れる、という技を身につけたんです。

だから、頻繁に金縛りには遭ってましたけど、南無阿弥陀仏から後は全然平気でした。眠れますし。

 

悪夢の何が嫌かっていうと、悪夢で起きるとその後は眠れないというのが、私の場合はしんどいです。

それに比べると、金縛りは最初は怖いんですけど、最終的にはいつも睡眠のほうが勝っているので、私的にはマシでした。

金縛りの原因はよく分かりませんけど、やっぱり疲れでしょうかね。

そして今日も悪夢まで辿り着けなかった…、続きはまた明日。

(こんなハズじゃ…、まぁいいか)

 

小さい頃から見てた悪夢1

同じ夢を何度も見たり、夢の続きを何度も見たりする人ってどれくらいいるんだろうか。

私はそういうタイプみたいで、今日は小さい頃から続いてた悪夢について、気付いたことがあるので書いてみようかと。

 

私は幼い頃から、夢見が悪かったみたいで、夢でうなされることがよくありました。

怖いので、ほぼ毎日、眠る時には親にぴったりとくっついていました。

この頃の悪夢は、その名の通り、悪魔がだんだん近づいてくる、です。

その年では悪魔という言葉も概念も知らないと思うので(節分があったので鬼は分かる)、「おばけが…」、「怖い人が…」、って泣きながら親に言うんですけど、全然伝わらなくて、また泣く、という日々を送ってました。

説明するのが難しいんですけど、悪魔なんですけど、見た目は人間なんですよね。

その頃の夢の中では、悪魔に何かされたわけでもないんですけど、とにかく怖い!って思ってました。たぶん、そいつが悪魔だということに、自分しか気付いていないということが怖かったんじゃないかと、今は勝手に推測しています。

 

この悪魔の夢以外にも、怖い夢を見ることが多かったので(小さい頃は病気がちだったからかも)、小学生の時に、年の離れた兄が心配して、抱き枕をプレゼントしてくれたんですね。

これがすごく良かった!(雑貨屋さんとかで売ってる安いやつですが)

何がいいかというと、怖くてお母さんにひっついて寝ると、暑い!んですね。その点、抱き枕はそこまで暑くはならないし、自由に寝返りも打てますし、ずっと抱きついていられるんですよね。

このおかげか、しばらく夢でうなされる事がなくなったんですね。

 

そしたらですね、私があまりにも喜んだので、次の年の誕生日プレゼントにもですね、お兄ちゃんは抱き枕をくれるんですね。

正直、1個でいいのに…、ってチラッと思ったんですけど、まぁ2個あっても困るもんじゃないし、いっか。ありがとうお兄ちゃん!って思って、ベッドの両サイドに抱き枕を抱いて眠るようになったんですね。

このおかげか、この年も、夢でうなされた記憶がないんですね。

 

さらに次の年の誕生日にもですね、例のアレをお兄ちゃんはプレゼントしてくれるんですね。もう、包装紙を開けなくても、形と大きさで分かるというか、…お兄ちゃん。

年も離れてますし、あまり一緒に住んでたこともないので、きっと何をあげればいいか分からなかったんだと思います。そして、とても喜んだので、印象深かったんでしょうね。悪気がないのはもちろん分かってました。

でも、これはさすがにヤバイって思ったので、「お兄ちゃんありがとう、でも、もう抱き枕はいっぱいあるから、これで最後にしてね」って、はっきり言いました。

その年は、ベッドの両サイドに抱き枕と、足元のふくらはぎの下らへんに、抱き枕を置いて寝たおかげか、やっぱり悪夢は見ませんでしたね。

 

ところが次の年にですね、お兄ちゃんがまた、抱き枕をプレゼントしてくれるんですね。

こうなってくるとですね、抱き枕を置くスペースがないんですね。

お馬鹿なりに必死で考えた結果、頭の枕を抱き枕に変えることで、私は4本の抱き枕に守られて眠るようになるんですね。

もちろん悪夢は見ませんとも。

そして、お兄ちゃんには、「来年はオルゴールが欲しい」とはっきり言いました。

今なら、メールや電話であらかじめ断ることができるんですが、まだ携帯電話が一般的じゃない時代だったので、メールで事前に抱き枕はいらない、とは言えなかったかったんですね。

 

おかげで、次の年の誕生日には抱き枕ニュータイプ(人体工学に基づいた系でちょっと高い)を、私は手に入れるんですね。

そして、なんで律儀に抱き枕全部をフル装備して眠っていたのか、今の自分からは考えられないんだけど、この頃の私は、頭に1本、両サイドに2本、足に1本、そして1本は抱いて眠るってゆう、訳のわからない眠り方をしてるんですね。(普通ローテーションにするよね)

まぁ、おかげで夢見は悪くなかったです。

夢見は悪くなかったけど、抱き枕天国なのか地獄なのかわからないんだけど、毎晩、抱き枕の配置換えに悩んでいた気がする。

ちなみに、翌年からお兄ちゃんは会社から携帯電話を支給されたので、電話で話す度に、抱き枕はいらないって何度も言ったおかげか、ここで抱き枕の供給は打ち切ることができました。

抱き枕のおかげかはわかりませんけど、たしかにこの頃は夢見は悪くなったですね。むしろ悪夢を見ていた事をすっかり忘れていたくらいです。

 

そして高校生になった私は、愚かにも、脱・抱き枕をするんですね。

私も、もう大人だしって、そういう年頃だから仕方ないんですけど、本当に悪夢のことをすっかり忘れていたんでしょうね。

 

予定と違って、全然、悪夢の話に辿り着けなかったですが、長くなりそうなので、続きは明日にします。

ま、私にとっては、安かろうが高かろうが、抱き枕が悪夢に効いたのは間違いないようです。

抱き枕の欠点をあげるとしたら、これからの季節は暑い!ってことです。

現在の抱き枕さんには、梅雨から夏の間は休養をとってもらってます。

子供のアトピー

友人の子供がアトピーで、アトピーについて相談されて困ったことがある。

実はけっこう何人もの人に相談されたことがあるので、乳幼児と子供の湿疹やアトピーに悩んでいる親は多いのかもしれない。

大抵の場合、友人に相談するレベルのアトピーは、まだそこまで深刻じゃない。

だから、親である友人もそこまで深く考ていないように感じます。(相談を受けていた頃には、私のアトピーはまだ治っていませんでした)

 

そもそも、友人知人は私がアトピーだから相談している訳なんですが、私としては治っていないわけで、自分自身も治療方法に迷走しているような状態なので、はっきりとこうしたら良いよ、ということも言えないし、一般的に良いと言われているものが、本当に良いのかは自分にも分からなかったし、その子に合うのかも分からないので、本当に困りました。

言ってあげられるのは、聞かれたことに対して、自分の知っていることや試したことがあるものならば、自分の場合はこうだった、でも…あなたの子供に効くか効かないかは分からない。

これが効くっていう話を効いたこともあるけれど、あなたの子供に効くかどうかは…分からない。

結局、分からないの繰り返しで、ごめん、あまり役に立てなくて…って雰囲気になる。

 

そして私は、今までに自分が聞いた、小さい頃はアトピーだったけど、成長するにしたがって自然に治った人がいること。そういう人は、けっこう多いという話をした。

 

私は、友人の子供が、私のように大人になってもアトピーで悩まされるかもしれない、なんて想像するのも嫌だった。子供のアトピーは一過性のものであってほしい!早く治ってほしい!大人になる前に治るタイプのアトピーであってほしい!って切実に心から思いました。

だってさ、目の前で相談している私が、アトピーで毎日死にたいなんて思ってるなんて、友人はたぶん想像もしてないと思ったので。

こんなに可愛い子供達が、そんな大人になったら嫌だって、思うのは当然でしょ?

 

でもさ、親がアトピーじゃなかったら、その子供のアトピーのつらさは分かんないだろうなって思うんだよね。

子供はそのつらさやしんどさをうまく説明することはできないし…。

夜はずっと、掻きむしってて、泣き疲れたり、掻き疲れて眠る子供を見たら、そりゃ可哀想!と思うだろうし、つらいのもしんどいのも想像はつくだろうけどさ、でもさ、一番しんどいのは子供だからさ、…困るよね。

 

私は子供を欲しいと思ったことが一度もないので、説得力がないかもしれないんだけど、でも、もし自分の子供がアトピーになったら、自分の治った方法の、断食や水分制限を試すと思う。

だけど、それは自分の子供だからできることであって、とても他人の子供に薦めたりはできない。

特に子供の断食は難しく注意が必要!と色々な本に書かれてあるし、親自身に断食の経験がなければ、無理なんじゃないかと思う。(断食の指導のできる病院も少しはありますが、私は行った事がないので紹介することができません)

 

それにさ、親のほうも、子供ってこうやって大きくなっていくんだよね?

なんとかなるよね?って気持ちもあるからさ、毎日死にたいって思ってるアトピーの人みたいな切実さはないのね。

切実さがない人には、どんなアドバイスもたいして意味がないって気もするのね。それにアドバイスが効くのかも自信ないし。

多分、切実に困ってくるのは子供本人で、しかも大きくなってからなんだよね。

でも、大人になるまで長期化しているのなら、色んな複合的要因が重なって、アトピーなのかステロイド皮膚症なのか、脂漏性皮膚炎なのか、疥癬なのか、その他、etc…、もうなにがなんだかわからない!って状態になっている可能性が高いんだよね。

 

なにがなんだかわからない、この奇妙な状態がアトピーの語源の由来だって知ってる親御さんはどれくらいいるのかな。(アトピー=奇妙な、という意味)

 

アトピーの子供を持つの親御さんからの質問で一番多いのはステロイドは使っても大丈夫?」です。

ステロイドを使って、死ぬか死なないかで言えば、私はまだ生きているので、死なないと思う、としか答えられないです。

 

はっきり言いますね。

 

一番いいのはですね、その子供用のステロイドをですね、あなたの健康な腕の内側に塗ってみたらいいんじゃないですか?

毎日欠かさず、あなたの健康な肌で試してみて下さいよ。

まさか、塗った場所はなんともないけれど、塗った場所の周りに、少し湿疹がでてきました…

なんてことはないと思いますよ、きっと。子供用ですし。

 

子供用だから量が少なくて試せる程の量がないですか?

病院で余分にもらってきましょうよ、すぐ無くなるので…、とでも言えば貰えると思いますよ。無理なら別の病院に行って貰ってきたらいいじゃないですか?

それくらいやってみてもいいんじゃないですか?

お子さんのアトピーのことが知りたいんですよね?

 

もしかして…、怖いですか?

 

何が、怖いですか?

 

ご自分の体に塗るのが怖いと感じるようなものを、自分の子供の体には塗ってるんですか?

そうだとしたら、どうしてそんなことをしているんですか?

医者に言われたからですか?

医者が言うことなら何でも信じるんですか?

両腕を切り落とせばアトピーは治りますが、どうされますか?

なんて医者はいいませんよ。また病院に来てほしいので。

 

結局何が言いたいかというとですね、親の方も子育てが初めてだったり、初めて知る病気だったりするのですよね。

だから、親の方も大変だし、毎日の生活にあたふたしてるんですよね。そんな中で、どの事柄にどんなふうに時間を割くかは親の自由だと思います。

そして、結局子供がどのような治療を受けるのかを決めるのは親なので、医者であろうと友人であろうと、他人が色々言って決めることはできないんです。

子供がどのような治療を受けるのかは親が決めるんです。

よく考えてみてくださいね。

アトピーと運動

アトピーの人で、沢山運動をして汗を流した方がいい、という考え方を持っている人は多いと思う。

実際それで治った人もいるようなので、運動が好きな人にはいい方法だと思う。

体力のある人ならば、運動による効果も得られて、アトピーも治り、と良いこと尽くしです。

しかし、体力のない人ならば、体はアトピーの傷の修復も終わらないうちに、運動による筋肉の疲労に対してもケアを行わねばならず、かえって体のダメージを増やすことにもなりかねないのではないかと思う。

 

断食によって、アトピーが治った私の体験から言わせてもらうなら、アトピーが出ている間は、むしろ過剰な運動はせずにゆっくり休んだ方がいい、です。

食べずに休む。そして、

運動は治ってから、やったほうがいい。

その方が、ラクで楽しいから。

(病気で病院に行くと、大抵の医者は「安静に」とか「ゆっくり休んで」と言いますが、ついでに「栄養もちゃんと取ってね」と言う。この言葉は実は曲者で、医者は本来「安静にしてね、胃腸も安静にね」と言うべきなのに、「栄養を…」という言葉ひとつで、社会に慢性病のリピーターを増やしているのではないかと、私は勝手に思っている…。)

 

実際、アトピーが治ってから体を動かすようになり、アトピーだった頃と治った後では、運動で得られる効果は全然違う。

せっかく運動するなら、より効果を上げたいのが人の常ではないかと思うし、アトピーの人だってそうだと思う。

 

私的に、アトピーだった頃の身体は、その能力の20~50%ぐらいしか使えていなかったように感じます。また、運動によるアトピーへの効果は学生の頃には、それなりに感じたこともあるのですが、年を重ねるごとにあまり実感しなくなっていきました。

なにより、アトピーの時はすごく疲れやすかったですし、汗をかくと傷にしみて痛いですし、とにかく不快でした。学生の時には、それに必死で耐えて、症状がマシになる時もありましたけど、逆に悪化したり、全然良くならなかった時もあります。

 

今の身体は、運動好きな人と比べられたりしたら、それはまだまだですが(特に運動が好きな訳ではないので)、体ってこんな風に動かせるんだなぁ(アトピーの時とは全然違うなぁ)とか、筋肉もこんな風に使えるんだなぁ、と日々新たな発見があって、楽しくて嬉しいです。

 

例えば「即効で効く筋力トレーニング」なるものがあったとして、アトピーの頃の私の場合、1週間まじめに頑張ってやったのに、あまり効果を感じませんでした。

ですが、今なら3日で効果を感じることができますし、1日目から、ここの筋肉をこういう風に使うのか、という感覚が分かるんですね。

これは、アトピーの時に使っていた薬の影響もあるかもしれないので、あまり当てはまる人は少ないのかもしれませんが、私の場合は体中のすべての感覚が麻痺していて、そういった感覚がよく分かっていませんでした。(治るまでは、その麻痺した感覚が普通だと思っていましたし。)

 

アトピーの状態や状況も人それぞれなので、あまり参考にはならないかもしれませんが、アトピーの人で運動が苦手な人や、疲れやすい人は、「胃腸を休ませる」という方法も検討してみてもいいかもしれません。